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シモビッチ、カイケは?Jリーグ初挑戦の外国人FWはJ1で苦しむ

time 2016/03/18

シモビッチ、カイケは?Jリーグ初挑戦の外国人FWはJ1で苦しむ

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外国人FWの得点ランキング

第3節終了時点でのJ1得点ランキングは、外国人選手が上位を占めている。

1位 ラファエル・シルバ(新潟)4得点
2位 クリスティアーノ(甲府) 3得点
同    小林悠(川崎)
4位 ジェイ(磐田)2得点
同    ペドロ・ジュニオール(神戸)
同    パウリーニョ(湘南)
同    ドラガン・ムルジャ(大宮)
同     シモビッチ(名古屋)
同     ウェリントン(福岡) 他3名

2得点以上を挙げている12人のうち、8人が外国人選手。このように今季もいくつかのJ1クラブでは、外国人FWの活躍がチーム浮沈のカギをとなるだろう。

過去3シーズンでの外国人選手のみの得点ランクをそれぞれ作ってみた。左の数字はゴール数、右の数字はJリーグでのプレー年数。1年目の選手は太字にしてある。

2015
ドウグラス 広島 21 6
クリスティアーノ 14 3
パトリック G大阪 12 3
カイオ 鹿島 10 2
ディエゴ 山形 10 9
レナト 川崎 9 4
レアンドロ 柏/神戸 9 9
ピーター・
ウタカ
清水 9 1
ズラタン 浦和 8 4
エウシーニョ 川崎 8 1
アデミウソン 横浜 8 1

 

2014
マルキーニョス 神戸 14 14
P・ジュニオール 神戸 13 6
ノバコビッチ 清水 13 3
レアンドロ 11 8
エドゥー 東京 11 1
ダヴィ 鹿島 10 7
パトリック G大阪 9 2
ドラガン・ムルジャ 大宮 9 1
カイオ 鹿島 8 1

 

2013
マルキーニョス 横浜 16 13
ウイルソン 仙台 13 2
レナト 川崎 12 2
ケネディ 名古屋 12 5
ノバコビッチ 大宮 12 2
ルーカス 東京 11 9
ダヴィ 鹿島 10 6
クレオ 9 1

 

注目したいのが、Jリーグ初挑戦の外国人FWたち。彼らがJ1で順調にゴールを重ねることは、ここ最近ではほとんどない。ランキングの上位はどの年もJリーグ2年目以降の選手たちで占められている。2012年はウイルソン(仙台)とレナト(当時・川崎)、2011年はブルーノ・ロペス(当時・新潟)とジョルジ・ワグネル(当時・柏)がJリーグ1年目で2桁ゴールを挙げているが、過去3年に絞れば2014年のエドゥー(当時・FC東京)のみ。

エドゥーにしてもFC東京に加入する前は中国の遼寧や韓国の水原でプレーしており、アジアでの経験は豊富だった。ムルジャはシーズン途中の加入だったため、フルシーズンなら2桁を超えていたと思われる。

例外はいるものの、1年目の外国人FWはJ1で軒並み苦労している。原因としては、Jリーグに来る助っ人の質の低下、Jリーグのレベルアップ、Jリーグの戦術や日本の気候の特殊性などが考えられる。もちろん、あくまでも可能性の話だ。

2015シーズンの助っ人

2015シーズンにJ1クラブに加わった外国人選手を、Jリーグ初挑戦と2年目以降、開幕前の加入と途中加入に分けてまとめた。全選手を期待値込みで独自に評価し、FWにはゴール数もつけた。

J経験者 開幕前加入
ドウグラス 広島 21
クリスティアーノ 14
ズラタン 浦和 8
ノヴァコヴィッチ 名古屋 5
アドリアーノ 甲府 × 1

 

J経験者 途中加入
バレー 甲府 8
レアンドロ 神戸 4
キリノ 湘南 × 0
マラニョン 甲府 × 0
アルセウ 山形
マルキーニョス ・パラナ 甲府

 

J未経験 開幕前加入
アデミウソン 横浜 8
オビナ 松本 6
ピーター・ウタカ 清水 9
アリソン 湘南 2
ブルーノ・セザル 湘南 × 0
ドリバ 松本 × 0
エウシーニョ 川崎
アンドレ・バイア 湘南
コルテース 新潟
ミッチェル・デューク 清水
ブルーノ・ジバウ 甲府 ×
ウィリアム・エンリケ 甲府 ×
フェフージン 神戸 ×

 

J未経験 途中加入
ネイサン・バーンズ 東京 2
エデルソン 1 ×
ジネイ 鹿島 1 ×
サンダサ 東京 0 ×
ウィリアン 松本 0 ×
ラサッド 東京 0 ×
アモリン 湘南 0 ×
ラファエル・ハットン 新潟 0 ×

 

大当たりだったのはFWドウグラス(広島)、FWクリスティアーノ(柏)、FWバレー(甲府)、MFエウシーニョ(川崎)の4人。3人のFWはいずれもJリーグ経験者。

外国人のみの得点ランク上位2人はいずれも新加入選手だった。話は戻るが、2014シーズンに関していえば上位9人全員が新加入選手。外国人選手は移籍が多いとはいえ、これも面白い傾向だ。

Jリーグ初挑戦のFWを見ると、最も期待の大きかったアデミウソンはゴール数が伸びず、シーズン途中に加入した8人のFWはだれ一人として結果を残せなかった。このように、Jリーグ1年目の選手はゴール数を伸ばすのが難しいようだ。

シモビッチ、オリヴェイラ、カイケ

その中で今季注目したいのが、名古屋グランパスのシモビッチ、柏レイソルのディエゴ・オリヴェイラ、横浜F.マリノスのカイケの3人。

シモビッチは開幕前に降格候補に挙げられていたチームにおいて、開幕から2戦連続ゴール。ノーゴールに終わった3節の川崎戦でも存在感を示した。199cmの長身は相手チームにとって大きな脅威になっており、今後もゴールを積み重ねる雰囲気がある。

オリヴェイラは3戦に出場しいまだノーゴールだが、能力の高さを随所に見せている。プレースタイルを見るとゴールを量産するタイプではなさそうだが、10ゴール程度なら十分に期待できる。

カイケは先日ブラジルの名門・フラメンゴから横浜に加入したFW。昨シーズンはブラジル全国選手権で16試合・6ゴールを挙げており、能力の高さに疑いの余地はない。はたして1年目から本領を発揮し、横浜の新たなエースとなれるだろうか。

最後に今シーズンJ1クラブに加入した外国人アタッカーをまとめておく。

J経験者
ネイツ・ペチュニク 大宮
クリスティアーノ 甲府
アデミウソン G大阪
ピーター・ウタカ 広島

 

J未経験
ディエゴ・オリヴェイラ
ジュリアーノ・ミネイロ
カイケ 横浜
カリウ 新潟
チュカ 甲府
ニウソン 甲府
シモビッチ 名古屋

 


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ブログ管理人

猫シティ

猫シティ

さいたま在住の大学生。多数のレッズサポと少数の大宮サポに囲まれながらも、どのクラブも贔屓しない「無党派層」であり続けている。INUUNITEDのライバルとして猫シティを名乗っている。

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