Jリーグ無党派層のブログ

勇敢なるボランチ。僕が柏レイソルの小林祐介を応援する理由

time 2016/03/23

勇敢なるボランチ。僕が柏レイソルの小林祐介を応援する理由

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強い気持ち

気持ちの強い選手が好きです。もちろん気持ちというものは実際には目に見えないので、闘志の感じられる選手が好き、ということになります。僕はサッカーの試合を観ていても「このチームはこういう戦術をとっている」「この選手にはこんな役割がある」というのは漠然としか理解できません。その分、その他の要素からチームや選手を評価することになります。そしてその時に着目するのが気持ちの強さなのかもしれません。

そんな僕が今までサッカーを観てきた中で、強く印象に残っている試合が二つあります。試合内容というよりも、鮮明に覚えているのはその二つの試合で気持ちの強さを見せた、とある選手のプレーぶり。タイトルになっているのでお気づきかと思いますが、その選手とは柏レイソルの小林祐介です。

東京Vユースvs柏ユース

一つ目は2011年のクラブユース選手権U-18準決勝、東京Vユースvs柏ユース。三ッ沢で行われたこの試合は現地で観ました。僕はどちらのクラブのファンでもなければ、ユース年代のサッカーを頻繁に見ていたわけでもありません。ではなぜこの試合を観に行ったかというと、この直前に開催されたU-17ワールドカップで、日本がベスト8に進出する快進撃を見せたからです。

94ジャパンと呼ばれたこの世代は、吉武博文監督の築いたパスサッカーで世界を驚かせました。そのチームの中でも目を引いたのが、主将としてチームを支えた岩波拓也(現・神戸)と、ブラジル守備陣を何度も切り裂いた中島翔哉(現・FC東京)の二人。そして中島の所属する東京Vユースが第一試合、岩波の所属する神戸ユースが第二試合に登場するということで、二人をまとめて見るために三ッ沢に足を運びました。

その第一試合、東京Vユースと柏ユースの試合。出場メンバーは以下の通り。

<出場メンバー>

[東京ヴェルディユース]

先発
GK 1 中村一貴
DF 3 吉野恭平
DF 6 田中貴大
DF 27 畠中槙之輔
MF 7 楠美圭史 (88分→MF 17 安西幸輝)
MF 8 杉本竜士(C)
MF 14 中島翔哉
MF 19 安在和樹 (59分→DF 5 舘野俊祐)
MF 34 山口陽一朗 (77分→DF 13 山本成昭)
FW 11 南秀仁 FW
24 高木大輔 (46分→FW 12 前田直輝)

控え
GK 16 ポープ・ウィリアム
FW 9 高橋愛斗
FW 25 菅嶋弘希

監督 楠瀬 直木

[柏レイソルU-18]

先発
GK 16 中村航輔
DF 2 鈴木達也 (90分+1→DF 12 御牧建吾)
DF 3 秋野央樹(C)
DF 6 山中亮輔
DF 20 郡司昌弥
MF 5 小林祐介
MF 7 蓮沼翔太 (42分→MF 14 白井永地)
MF 8 中川寛斗 (86分→MF 13 伊藤光輝)
MF 23 平久将土
FW 9 川島章示
FW 10 木村裕 (60分→MF 11 荒木大吾)

控え
GK 1 吉川脩人
MF 15 吉川修平
FW 18 宮澤弘

監督 下平 隆宏

引用元:ゲキサカ

振り返ってみると、のちに半数以上がプロ入りする豪華な顔ぶれです。ですが事前に知っていたのは東京Vの中島、舘野、高木、柏の中村、秋野、山中の6人のみでした。

試合は前半に2点を先制した東京Vユースが終始優位に進め、3-1で勝利。選手にスポットを当てると、それぞれが持ち味を発揮していました。中島翔哉のテクニック、南秀仁のシュートセンス、杉本竜士のハードワーク、山中亮輔のスピード。その中で最も輝いて見えたのが、柏ユースの背番号5・小林祐介でした。

小林のポジションは4-1-4-1のアンカー。最初に言ったように、僕には小林のプレーを具体的に分析したりはできません。ですが東京Vの攻撃を食い止める姿には心を打たれました。相手に押されて柏の選手たちが思うようにプレーできない中で、彼は闘っていました。

結果的に3失点してしまったので、この試合の小林を専門誌風に評価するならば、及第点に届かない5.5か5になるでしょう。ですが彼は、僕が今まで見たことのなかった強さを感じさせてくれました。苦しい状況の中でも相手に向かっていく勇敢な姿勢には、まさに僕が見たかったものが現れていました。

柏レイソルvsアルビレックス新潟

二つ目は2014年のJ1第13節、柏レイソルvsアルビレックス新潟。この試合は柏サポーターの間でも語り草になっているでしょう。小林祐介のJ1デビュー戦です。ボランチに怪我人が続出したことにより、高卒2年目の若手ボランチが急きょ先発出場することになりました。

当時はJリーグに今ほど入れ込んでいなかったので、この試合はBS1で放送されているのを偶然見つけました。試合をしばらく見ていると、解説の木村和司氏が一人の選手を褒めています。その名前を聞いて「おや」と思いました。僕がかつて心を打たれた選手、小林祐介だったからです。

小林がマッチアップしていたのが、Jリーグ最強のボランチ、レオ・シルバ。そして小林はこのデビュー戦で、レオ・シルバを相手に臆することなくプレーします。僕にはこの時の彼のプレーが、かつて東京Vユースとの試合で見せた姿と重なって見えました。レオ・シルバに向かっていく闘志あふれる姿勢が、ヴェルディユースの選手に向かっていくそれとそっくりだったのです。相手が誰であろうと、彼はいつも闘っている。見ていて気持ちのいい選手です。19歳の新鋭の活躍により、柏はこの試合を1-0で勝利しました。

 小林祐介よ、強くあれ

鹿島の金崎夢生やマインツの武藤嘉紀など、気持ちの強さが感じられる選手は他にもたくさんいます。ですがその中でも、小林祐介は僕にとって特別な存在です。彼は僕に初めて感動を与えてくれた選手であり、Jリーグへの興味を取り戻すきっかけにもなった選手。それだけに、いまでも思い入れの強さは一番です。

その小林祐介、さきほど行われたナビスコカップ福岡戦で今季公式戦初出場を果たしました。リーグ戦4節終了時点ではいまだ出番がないので、ユース時代の恩師である下平隆宏監督のもと、ようやくシーズンのスタートを切ったことになります。現在はリーグ戦でベンチが続く厳しい状況ですが、彼の強さが必要になる時が必ずや訪れることでしょう。その時まで、そしてチームでの地位を確立してからも、僕は小林祐介を応援し続けます。そしていつまでも、勇敢なプレーを見せてくれると信じています。小林祐介よ、強くあれ。

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ブログ管理人

猫シティ

猫シティ

さいたま在住の大学生。多数のレッズサポと少数の大宮サポに囲まれながらも、どのクラブも贔屓しない「無党派層」であり続けている。INUUNITEDのライバルとして猫シティを名乗っている。

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