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レスターの奇跡を例えると?Jリーグの優勝オッズを計算してみた!

time 2016/05/04

レスターの奇跡を例えると?Jリーグの優勝オッズを計算してみた!

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優勝オッズ5000倍

イングランド・プレミアリーグは開幕前の下馬評を覆したレスター・シティFCが優勝を決めた。イギリスの大手ブックメーカー「ウィリアムヒル」では、開幕前の時点でレスターの優勝オッズが5000倍だったという。レスターの優勝がいかに奇跡的だったかがわかる数字だ。ビッグクラブとスモールクラブの戦力差の大きさがこの高オッズを生んだのかもしれない。

Jリーグでは優勝の賭けが行われていないため、優勝オッズというものは存在しない。しかし賭けが行われるとして、優勝オッズをある程度概算できるデータがある。「サッカーコラム J3Plus+」というサイトで開催される「J1順位予想バトル」だ。多くのJリーグファンが開幕前に自身の順位予想を投票しており、開幕前にJリーグを展望する上でとても参考になる。今回はこのサイト主の集計したデータを勝手ながら使わせてもらい、各チームの優勝オッズを独自に算出してみた。果たしてレスター以上の倍率を誇るチームは存在するのだろうか。

Jリーグの優勝オッズ

まず、優勝予想があったのは11チーム。G大阪、浦和、広島、鹿島、川崎、FC東京、横浜FM、柏、磐田、名古屋、仙台。参加人数368を優勝予想の票数で割り、控除率(主催者の取り分の割合)を一般的な数字である20%とすると、下のような優勝オッズになる。ただし票数の少ないチームは、参加者が増えればオッズが大きく変わる可能性がある。

j3plus 1

368人が投票した中、優勝予想がなかったのは7チーム。大宮、神戸、鳥栖、湘南、新潟、福岡、甲府。これらのチームの予想順位の平均を確認する。大宮は磐田とほぼ同じ数字なため、参加者が多ければ優勝オッズも同じような数字になるはず。磐田を優勝予想したのは368人中3人。ここは両チームに1.5票ずつ入ったとみなす。すると磐田と大宮の優勝オッズは(368/1.5)*0.8 = 196倍。

同様にざっくりした見方になるが、神戸、鳥栖、湘南、新潟は名古屋、仙台とほぼ同じ数字となっている。名古屋に1票、仙台に2票入っているため、この6チームに0.5票ずつ入ったとみなす。すると6チームの優勝オッズは(368/0.5)*0.8 = 589倍。

日本のレスター候補、福岡と甲府

そしてレスターの数字に近づけそうなのが福岡と甲府。この2チームも順位予想の平均がほぼ同じなため、優勝オッズも同じと見なす。ここでは甲府の順位予想をもとに優勝オッズを調べる。方法は、甲府があるチームより上の順位に入る倍率に、あるチームの優勝オッズをかけるというもの。

甲府より下の順位に予想した人数は、それぞれ以下の通り。

j3plus 2

G大阪よりも甲府を上の順位に予想した人が1人。予想順位平均の近いG大阪、浦和、広島、鹿島の優勝オッズをすべて同じとすると、4チームの優勝オッズはそれぞれ(2+4.75+4.14+5.55)/4 = 4.11、甲府より下の順位になる確率はそれぞれ{(1+0+0+0)/4}/368 = 1/1472、すなわち1472倍。よってG大阪、浦和、広島、鹿島を基準としたときの甲府の優勝オッズは4.11*1472=6050倍。

同様に川崎とFC東京を基準とすると、2チームの優勝オッズはそれぞれ(22.64+29.44)/2 = 26.04、甲府より下の順位になる確率はそれぞれ{(0+3)/2}/368 = 3/736 すなわち245.3倍。よって甲府の優勝オッズは26.04*245.3 = 6388倍。

同様に横浜FMと柏を基準とすると、2チームの優勝オッズはそれぞれ(73.6+147.2)/2 = 110.4、甲府より下位になる確率はそれぞれ{(13+22)/2}/368 = 35/736すなわち21倍。よって甲府の優勝オッズは110.4*21 = 2318倍。

同様に磐田と大宮を基準とすると、磐田と大宮の優勝オッズは上で調べたように196倍、甲府より下位になる確率はそれぞれ{(50+35)/2}/368=85/736すなわち8.66倍。よって甲府の優勝オッズは196*8.66 = 1697倍。

同様に神戸、鳥栖、名古屋、湘南、仙台、新潟を基準とすると、6チームの優勝オッズは上で調べたように589倍、甲府より下位になる確率はそれぞれ{(51+47+75+84+79+102)/6}/368} = 438/2208すなわち5.04倍。よって甲府の優勝オッズは589*5.041= 2968倍。

すべてを平均すると(6050*4+6388*2+2318*2+1697*2+2968*6)/16 = 61218/16 = 3926倍

よって甲府の優勝オッズは3926倍。同様に福岡も3926倍。およそこのような数字になる。つまり開幕前の時点では、福岡と甲府の方がオッズ5000倍のレスターよりも優勝の可能性が高いということだ。ただし今回の計算は、「控除率を独自に設定している」、「投票数が少なすぎる」、「ウィリアムヒルの優勝オッズの出し方と異なる」など様々な問題点があるため、参考程度に考えてほしい。

今回出した数字から考えると、レスターの達成したオッズ5000倍からの優勝は、「J2・6位からプレーオフでJ1初昇格→即優勝」くらいだろうか。ただしプレミアリーグではレスター程度の優勝オッズのチームは他にもあったはずなので、「J2・6位からプレーオフでJ1初昇格→即優勝」はレスターの奇跡以上に起こりえないものだと思われる。さらに言えば、「今季J1で甲府、福岡いずれかが優勝」が、「今季プレミアリーグでレスター、ワトフォード、ノリッジいずれかが優勝」と同じくらいの確率かもしれない。

優勝オッズまとめ

G大阪  2倍
広島  4.14倍
浦和  4.75倍
鹿島  5.55倍
川崎  22.64倍
FC東京  29.44倍
柏  73.6倍
横浜FM  147.2倍
磐田 196倍
大宮 196倍
神戸  589倍
鳥栖  589倍
名古屋  589倍
湘南 589倍
仙台  589倍
新潟  589倍
福岡  3926倍
甲府  3926倍


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ブログ管理人

猫シティ

猫シティ

さいたま在住の大学生。多数のレッズサポと少数の大宮サポに囲まれながらも、どのクラブも贔屓しない「無党派層」であり続けている。INUUNITEDのライバルとして猫シティを名乗っている。

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